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A01 中島 隆行

中島 隆行

公募 A01

所 属

奈良女子大学 研究院自然科学系

役 職

准教授

連絡先

t.nakajima@cc.nara-wu.ac.jp

研究室HP

http://www.chem.nara-wu.ac.jp/~tanase/TanaseGroup/

研究課題

キラルな分子性金属鎖

研究組織

研究協力者:棚瀬知明(奈良女子大学研究院自然科学系・教授)<br/ >研究協力者:中前佳那子(奈良女子大学研究院自然科学系・助教)

研究内容

種々の電子材料として広く使用されている金属のナノサイズ化は省エネルギー・資源の観点から重要な課題である。私たちはこれまでに,金属―金属結合を有する遷移金属クラスターの精密合成を基盤とし,金属鎖ユニットの逐次的拡張による分子性金属鎖の開発に関する研究を行ってきた。本新学術領域研究では,Pd8核鎖を中心とするこれまでの研究を基盤に,キラルな直鎖状四座ホスフィンrac-dpmppmを用いたパラジウム分子ワイヤーの合成と自己不斉認識によるPd鎖の伸長を行う。また,アキラルなmeso-dpmppmを支持配位子としたPd4核ユニット間のキラル識別を利用し,不斉配位子の導入によりPd8核鎖のキラルスイッチを目指す。同時に不斉な置換基を導入した直鎖状四座ホスフィンを新たに設計し,それらを用いてキラルな分子性金属鎖や金属クラスターの合成を行う。得られた化合物の不斉に由来する物性・反応性等を明らかにし,それらキラル物性を利用した新たな機能の開発を行う。Pd以外にPt, Au, Ag, Cu, Ir, Rh等にも研究を展開する。

専門分野

錯体化学、有機金属化学、触媒化学、ナノ分子科学

研究キーワード

分子性金属鎖、キラルクラスター、多座ホスフィン、分子デバイス、遷移金属

研究業績

2019

[2] Alloyed Tetranuclear Metal Chains of Pd4-nPtn (n = 0-3) Scaffolded by a New Linear Tetraphosphine Containing a PNP Bridge,
Tomoaki Tanase; Miho Tanaka; Mami Hamada; Yuka Morita; Kanako Nakamae; Yasuyuki Ura; Takayuki Nakajima, Chem. Eur. J., 25, 35, 8219 - 8224, 2019
DOI: 10.1002/chem.201901701.
[1] Synergistic Cu2 Catalysts for Formic Acid Dehydrogenation,
Takayuki Nakajima; Yoshia Kamiryo; Masayo Kishimoto; Kaho Imai; Kanako Nakamae; Yasuyuki Ura; Tomoaki Tanase, J. Am. Chem. Soc., 141, 22, 8732 - 8736, 2019
DOI: 10.1021/jacs.9b03532.