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A04 小島 隆彦

 小島 隆彦

公募班 A04

所 属

筑波大学 数理物質系

役 職

教授

連絡先

kojima@chem.tsukuba.ac.jp

研究室HP

http://www.chem.tsukuba.ac.jp/kojima/Site/Site/Home.htm

研究課題

らせん不斉を有する錯体触媒の開発と不斉酸化反応への応用

研究組織

研究協力者:石塚 智也(筑波大学数理物質系・講師)

研究協力者:小谷 弘明(筑波大学数理物質系・助教)

研究内容

これまでの金属錯体触媒による不斉酸化反応では、その配位子に不斉炭素や軸不斉を導入した触媒が用いられてきた。本研究の目的は、金属錯体触媒の金属周りのらせん不斉(ΔΛ)に基づく、全く新しい不斉酸化反応系の開発である。その方策として、不斉点を持たないピリジルアミン系多座配位子がらせん不斉構造を安定に保持し、かつ高活性な酸化活性高原子価オキソ錯体を形成しうるルテニウム錯体を用いる。この配位子に、オキソ配位子の近傍に立体的な不斉反応場を構築するため、立体的にかさ高い置換基を導入し、「メタロヘリセン」構造を構築する。その前駆体錯体の酸化により、らせん不斉を有するRu(IV)-オキソ錯体を生成させ、ラセミ混合物のアルコール類の速度論的光学分割、C-H結合の不斉水酸化、オレフィン類の不斉エポキシ化などを試みる。さらに、量論的酸化反応の速度論的解析及びDFT計算に基づいて、その反応機構を明らかにするとともに、不斉選択性の要因を明らかにする。

専門分野

錯体化学、触媒化学、ポルフィリン化学、酸化還元化学

研究キーワード

らせん不斉、ルテニウム錯体、不斉酸化反応

研究業績

2019

[3] Catalytic Oxidative Cracking of Benzene Rings in Water,
Yoshihiro Shimoyama; Tomoya Ishizuka; Hiroaki Kotani; Takahiko Kojima, ACS Catal., 9, 1, 671 - 679, 2019
DOI: 10.1021/acscatal.8b04004.

2017

[2] Visible-Light-Driven Photocatalytic CO2 Reduction by a Ni(II) Complex Bearing a Bioinspired Tetradentate Ligand for Selective CO Production,
Dachao Hong; Yuto Tsukuakoshi; Hiroaki Kotani; Tomoya Ishizuka; Takahiko Kojima, J. Am. Chem. Soc., 139, 19, 6538 - 6541, 2017
DOI: 10.1021/jacs.7b01956.
[1] Formation of Supramolecular Hetero-Triads by Controlling Hydrogen Bonding of Conjugate Bases with a Diprotonated Porphyrin based on Electrostatic Interaction,
Wataru Suzuki; Hiroaki Kotani; Tomoya Ishizuka; Yoshihito Shiota; Kazunari Yoshizawa; Takahiko Kojima, Chem. Commun., 53, 6359 - 6362, 2017
DOI: 10.1039/C7CC03635C.