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研究概要

A01班:分子アシンメトリー
非対称配位圏の定量的設計に基づく高次分子機能の創出

金属・界面キラリティーの設計・合成法を理論と実験により開拓し、溶液、結晶、界面における非対称金属錯体の構造、反応性、動的挙動を分子レベルで解明する。具体的には、低酸化状態の金属錯体の非対称酸化的付加による第一配位圏の非対称化、界面上のプロキラル金属錯体の選択的配位子交換や面選択的吸着等によりキラリティーを発生させる。

A02班:集積アシンメトリー
自己組織化を基盤とするアシンメトリーな高次構造・機能の創出

分子からマイクロサイズに及ぶ配位・ナノ金属材料のマルチスケール自己組織化により、非対称性の発生法を開拓する。具体的には、キラル金属錯体や電子的に非対称なポテンシャル勾配を有するクラスター錯体を開発し、それらの溶液中や固体(電極、バイオテンプレートナノコイル)表面上における異方集積型超分子の構築を図る。この単位キラリティー集積技術により、物質・電子・光子の指向性移動、電子の非対称分極、光・電磁波変換と増幅(強)を目指す。

A03班:空間アシンメトリー
高選択性、異方性、指向性を示す非対称性高次機能空間の構築

配位結合の柔軟性、方向性、電子状態を活用した非対称空間を構築し、指向性・異方性空間機能の増幅や動的制御を目指す。このような空間を分子の異方集積における鋳型界面や非対称反応場として利用し、物質変換・輸送機能(不斉反応、異方伝導)を有する分子システムを開拓する。

A04班:電子系アシンメトリー
非対称集積構造に基づくキラル物質変換およびキラル電子物性の創出

機能単位である金属錯体やナノ結晶を、非対称配位子による架橋や非対称界面・空間によるキラル転写等で異方集積し、この集積構造に特異なキラル物質変換(分子認識、不斉反応)、キラル物性(キラル磁性、キラルプラズモン)、指向性キャリア移動機能の創出を目指す。